2020年3月2日月曜日

高血糖による体の不具合とは

高血糖とは、その名の通り血管の中に過剰な糖がある状態で、そのまま放置していると、様々な体の不具合をもたらします。

■糖尿病の引き金となります。
高血糖は糖尿病予備軍とかプレ糖尿病などとも呼ばれますが、高血糖を改善することによって、糖尿病を予防することも可能です。
このため、高血糖と言われた時は、病気阻止のチャンスと受け取って前向きに生活改善に努めましょう。糖尿病は1度なると治りませんので、とても大切なことです。

■血圧が上がります
血中に多くのインスリンがあると、ナトリウムや腎臓の働きなどに影響を及ぼし、血管に水分がたまりやすくなり血圧が上がります。また、交感神経を緊張させて血圧を上げるともいわれております。

■体重が増え易くなります。
お腹が空くのは血糖値が低めの時で、食事の後は血糖値が高めになり、インスリンによって正常レベルの血糖値に戻ります。
しかし、インスリンがうまく作用しなかったり、血糖値の高い状況が続いたりすると、空腹と満腹のシグナルがうまく働かなくなります。
このため、さっき食事をしたのにもうお腹がすいたり、しっかり食べたはずなのにエネルギー不足だと感じたり、炭水化物が多いものを食べたくなったりします。
おやつを食べる、炭水化物が多い食事をすることで、体重が増加して高血糖値になり、更に食べるという悪循環に陥り易くなります。

■血液がドロドロになる
血糖値が高い人は善玉コレステロールが低くなったり、中性脂肪が高くなる場合が多くみられます。また、血管が炎症を起こして動脈硬化も進みます。

コレで「血糖値」を改善