ここ20~30年、乳幼児・子どもの間で大幅に増えているのがアトピー性皮膚炎です。
これは、ある年齢に達すると発症しなくなることが多かったのですが、最近は、成人になってからの発症や悪化も多くみられるようになっております。
治療法としては、ステロイド外用薬が有効ですが、副作用の心配があるので、長期間の使用は避ける必要があります。
また、気管支ぜん息も、低年齢層だけでなく成人の患者が増えております。これは、抗原を吸い込む、運動、ストレスなどが発作の引き金となります。
発作時には気管支拡張薬が用いられ、吸入ステロイド薬による抗炎症治療が有効です。
年齢の如何を問わず、もはや国民病とも言えるのがアレルギー性鼻炎でしょう。
これは、花粉、ハウスダスト、カビなどが主な抗原となります。治療には抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、抗血管収縮性点鼻薬、ステロイド薬が使用されます。
食物、薬物、金属アレルギーは、こうしたアレルギーを引き起こす抗原を摂取しない、接触しないことによって発症を防ぐことができます。
例えば、タマゴアレルギーの場合は、タマゴを摂取し
ない、薬物アレルギーならその薬の使用を止めることで、じんましんなど軽症の場合は治ります。もし、治らないときは抗ヒスタミン薬やステロイド薬などを使用します。
アナフィラキシー は、ペニシリンなどの薬物投与やアレルゲンが原因で発症します。
全身にアレルギー反応が起こり、じんましんが発症し、血圧低下によって脈拍が弱まり、呼吸困難や意識障害などが起こるなど重症化する恐れがあります。このため、早急に救急車を呼んで医師の処置を受ける必要があります。
鼻炎・花粉症・イビキの悩みに「えぞ式 すーすー茶」
0 件のコメント:
コメントを投稿